いくつになっても若々しい、美貌が衰えない、体型が崩れない、そうした要素は「モテる」ために必要不可欠であるように思う方も多いことでしょう。
そうした要因も、たしかに「モテる」要素であることも否めません。しかし、あくまで、「若々しさ」「美貌」「スタイル」をパートナー選びの重大要項にしている人からの「モテ要素」にしか過ぎません。
しかも、その程度によって「モテ度」も微妙に変化します。たとえば、「若見えしすぎてアタマが悪くみえる」「美人だけど、冷たそう」「細いのが好きだけど痩せすぎはダメ」…というように。
一言、確かに言えることは、「モテる」ために必要な条件は「モテたい」という思いの強さ、それに尽きると思うのです。
そのコトバを見て、「自分、モテたい気持ちは人一倍強いのに、まったくモテませんが!?」と心で叫んだ人も大勢いると推測されます。
そして、そのような人たちに共通するのは、「人一倍つよいのはモテたい気持ちでなく、プライド」だということなのです。
「プライド?プライドって自信のことでしょ?自信なんか全然ありませんよ!だってモテないんだもん。モテモテの人は、自信たっぷり、鼻高々、プライドだって相当高いに違いないけど、モテない我々がもってるのは所詮ちっぽけなプライドに過ぎませんよ!」
そんなふうに逆ギレしたい気持ちかもしれませね。しかし、そう、そこでいう、その「ちっぽけなプライド」こそ、あなたの「モテ道」を阻む最大の敵なのです。
厄介なプライドについての話はまた、別項でじっくりお話ししたいと思います。
ここではまず、「モテ」のためのシンプルな鉄則をお伝えしたいと思います。
「モテない」を自覚するあなたは、自分の価値判断的にイケメンや、美人だと思う人がモテていたら、「仕方ない、あのひとは自分にない美しさを持っているのだから…」とおそらく負け犬のごとく尻尾を巻いて降参してしまうに違いありません。
しかし、自身の「美貌基準」に満たない人が周囲から「モテモテ」だったりしたら、どこか納得できない、気分の悪い思いをしたりしませんか。
「不美人(ブサメン)なのにモテる」と周囲からやっかまれる人というのは少なくありません。
女性だったら、同性から「男性に媚びを売っている」とか、「誰にでも身を任す」というような悪印象を抱かれがちです。男性の場合なら、「女性に金を貢いでいる。バラまいている」「いいように使われているだけ」等々…。
そして、両性ともに共通するのが「あんなのはモテてるうちに入らない」。
では、実際あなたが、それをやってみたら、同じようにモテるのでしょうか?
それで、モテたのなら、しめたもの!今日から楽しい「モテモテ」人生が始まるではありませんか。
「そんなみっともないことはしたくない!」ですか?それなら、仕方ないですけれど…。
おそらく彼ら、彼女らと同じことをしたとしても、彼ら、彼女らのようには「モテない」んです。「モテる」理由というのは、もっと別のところにあるからなのです。
ちっぽけなプライドに振り回され、「あんなモテ方は違う。あんなモテ方認めない」…。だとしたら、あなたの「モテたい気持ち」は人一倍つよいわけではないのです。まず、「モテ」に基準をもうけているわけですから。
モテたい気持ちがもっとつよかったら…。本気でモテたいと思ったら。まず、他人に難癖つけてる場合でないことはわかりますよね?
再度、声を大にして言いましょう。「モテる」ために必要な条件は「モテたい」という思いの強さだけ。
輝いて魅力的な人とそうでない人との違いは、「モテたいか、それほどでもないか」。ただそれだけなんですよ。